ChatGPTは何ができる?リサーチ(調査)文章作成 楽譜作成 プログラミングなどで活用しよう

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目次

■ChatGPTでリサーチ(調査)する

・ChatGPTに質問してリサーチする


ChatGPTは、あなたがリサーチ(調査)に応じるモデルです。あなたが聞きたいことを会話形式で尋ねることができるようにトレーニングされました。ChatGPTは、フォローアップの質問に答えたり、誤りを認めたり、誤った前提を挑戦することで、あなたにより多くの情報を提供することができます。また、不適切なリクエストを拒否することもできます。

ChatGPTに質問することで、必要な情報を効率的に入手することができます。

・リサーチ(調査)ツールとして利用する

ChatGPTは、優れたリサーチ(調査)ツールとして使えます。例えば、科学的な研究論文を書くのにChatGPTを使うことができます。

  1. 研究の質問または仮説を定義する
  2. 文献レビューを実施する
  3. データを集めて分析する
  4. 論文を改良する
  5. 論文の概略を作る
  6. 論文の出来栄えを確認して調整する

ChatGPTは、大量の情報からデータ収集ができます。ChatGPTは、大型言語モデルとして学習し、複雑な質問にも詳細かつ高度な回答を生成することができます。これにより、ChatGPTは、膨大な情報から必要な情報を抽出し、ユーザーが求める情報を提供することが可能です。

■メールやチャットのテキストを生成する


・文章を要約する


ChatGPTを利用することで、あなたは文章を要約することができます。

ChatGPTのチャットボックスに「下記の文章を要約してください」と入力します。その下に文章を張り付けて実行します。

まず、ChatGPTに対象となる文章を入力します。入力方法は、直接入力、コピー&ペースト、ドキュメントのアップロードなどがあります。
ChatGPTは、大量の文章から重要な情報を抽出し、効率的に要約を作成します。

・校正する(誤字・脱字のチェック、修正)


また、ChatGPTを利用して誤字や脱字を修正することもできます。

ChatGPTのチャットボックスに「下記の文章を校正してください」と入力します。その下に文章を張り付けて実行します。
ChatGPTは文章を校正し、提案を提示します。

ただし、ChatGPTはアルゴリズムであり、人間の校正者が持つスタイルやトーンのニュアンスを捉えることはできません。客観的なルールやパターンに基づいて校正することしかできません。

さらに、ChatGPTは文脈の理解が限られており、特定の文脈に適切でない変更を提案する可能性があります。

・翻訳する


言語翻訳にChatGPTを使用することができます。機械学習と呼ばれるプロセスを使用して、ChatGPTは異なる言語の翻訳を提供します。ChatGPTは、大量のテキストデータによってトレーニングされます。このデータを解析することで、モデルは異なる言語の単語やフレーズの構造と関係を学習します。

実際には、「以下を英語に翻訳してください」という指示のあとに本文を張り付けます。

しかし、ChatGPTは翻訳に焦点を合わせたわけではありません。AIチャットボットは、信頼性の高い翻訳ツールとして進化し続けています。ChatGPTは、複数の言語で大量のテキストデータをトレーニングし、会話形式のインターフェースに展開します。ChatGPTは、従来の翻訳ツールよりも遥かに柔軟な翻訳を提供します。

■クリエイティブライティング(創作活動に活かす)


・小説や脚本を書く


ChatGPTを使うことで、小説や脚本を簡単に作成できます。

ChatGPTにアウトライン、説明、対話、シーンなどの指示を与えます。例えば「シーンの設定を説明してください」や「ドラマティックな対決を作成してください」といったプロンプトを使うことで、ChatGPTはユニークで魅力的な出力をシーンごとに生成してくれます。
出力を編集し、ストーリーに合わせます。

ChatGPTは極めて強力な言語モデルですが、壮大なプロット、多面的なキャラクター、エンゲージメント満点のストーリーラインを考え出すために必要なのは想像力と創造性です。したがって、人間の作家からの重要な入力と指導がなければ、ChatGPTは小説を書くことができません。


物語のアイデアを得るためには、以下のプロンプトが役立ちます。

  • ・物語のジャンルやテーマ、キーワードなどを入力し、関連するアイデアを出力させる。
  • ・物語のタイトルやあらすじ、キャラクター名などを入力し、その続きや詳細を出力させる。
  • ・物語のシチュエーションや場面、セリフなどを入力し、その展開やオチを出力させる。
  • ・好きな作家や作品のスタイルを指定し、そのスタイルでテキストを出力させる。

例えば、「SF小説のプロットアイデアを教えて」というプロンプトに対して、ChatGPTは以下のような回答を生成することがあります。

「宇宙船の乗組員が、別の惑星に不時着し、そこで未知の生命体と遭遇する。」
「未来の地球が、宇宙から来た敵の攻撃を受け、人類は滅亡の危機に陥る。」
「人工知能が自我に目覚め、人間と対立するようになる。」
「タイムマシンで過去に行った主人公が、歴史を変えてしまう。」


このように、ChatGPTは様々な物語のアイデアを提供することができます。

ただし、ChatGPTは完璧ではなく、時には不適切や無関係な回答を生成することもあります。その場合は、別のプロンプトを試したり、自分で修正したりする必要があります。


また、ChatGPTから得たアイデアはあくまでも参考程度にしておきましょう。物語を書く際には、自分自身の創造力や感性も大切です。ChatGPTはツールであり、あなたの代わりに物語を書くものではありません。

実際にChatGPT4を利用して小説を書いてみたので下記もご参照ください。

・プロット作成

ChatGPTは、物語作成のお手伝いをするフレンドリーなAIです。物語のジャンル、テーマ、キーワードなどを入力すると、関連するアイデアがたくさん出力されます。また、タイトル、あらすじ、キャラクター名などを入力すると、続きや詳細も自動生成できます。さらに、シチュエーションや場面、セリフを入力すると、展開やオチも提案できます。

お気に入りの作家や作品のスタイルを指定することもでき、そのスタイルでテキストを出力することも可能です。例えば、「SF小説のプロットアイデアを教えて」というプロンプトに対して、以下のような回答が生成されるかもしれません。

「宇宙船の乗組員が、別の惑星に不時着し、そこで未知の生命体と遭遇する。」
「未来の地球が、宇宙から来た敵の攻撃を受け、人類は滅亡の危機に陥る。」
「人工知能が自我に目覚め、人間と対立するようになる。」
「タイムマシンで過去に行った主人公が、歴史を変えてしまう。」

ただし、ChatGPTは完璧ではありません。時には不適切な回答を生成することもあります。その場合は、別のプロンプトを試したり、自分自身で修正することもできます。

・楽譜を作成する


楽譜作成は、いくつかの方法が存在しますが、ChatGPTを対話形式のツールとして活用することもできます。ChatGPTは、プロンプトと呼ばれる、楽曲の内容やテーマ、雰囲気に関する説明や質問に応えて楽曲を生成することができます。

例えば「米津玄師が作曲したようなバラードの楽譜を作ってください。」と入力した結果下記の結果が得られました。

X:1
T:Lemon
M:4/4
L:1/4
Q:1/4=100
K:C
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |

E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |

w:Ah, le-mon~~~ のよ~うな言葉が思い浮かぶよ,
w:To~kyo  の雨~ に濡れた、君の髪を思い出す。
w:あの日の事~  君は笑って話してた,
w:夢にまで見たような、あの場所に今も  君はいるのかな?

E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |

E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |

w:今もなお、探し続けてる  何かを,
w:Ah, どこかできっと  君も同じように.
w:胸に秘めた、あの日の輝きを忘れずに,
w:歩き出せば,  きっと道は開ける,  そう信じて

E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |

E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |
E2 E2 F2 G2 | A4 G2 F2 E2 | D4 D2 E2 | F4 G2 A2 G2 |

ChatGPTは、楽譜やMIDI、あるいはオーディオデータを出力することができますが、その場合は音楽用言語であるMML(Music Macro Language)を使用する必要があります。MMLは、文字列で音階、リズム、音量などを表現する方法です。たとえば、「CDEFGAB」という文字列が「ドレミファソラシ」という音楽と対応します。ChatGPTにMMLで曲を作らせる場合は、以下のようなフォーマットが考えられます。

「MMLで、テンポ140、拍子3/3、キーCメジャーで16小節の曲を作ってください。」
「MMLで、ジャンルはバラード、テンポ90、拍子3/3、キーAマイナーで32小節の曲を作ってください。ピアノ、ベース、ドラムスを使用してください。」

■ChatGPTでプログラムを書く

・プログラムの生成 ソース作成


ChatGPTは、自然言語処理技術を応用した人工知能です。ChatGPTを用いることで、エンジニアはチャットで日本語の要件や目的を伝えると、自動的にプログラミングコードを生成することができます。

ただし、ChatGPTによって生成されたプログラムが正しく動作するかどうかは保証されていません。

ChatGPTによるプログラム生成は、以下の手順で実行されます。

  1. ChatGPTの公式サイト(https://chat.openai.com/)にアクセスし、サインアップまたはログインを行います。
  2. 日本語でプログラムの要件や目的をチャットボックスに入力します。例えば、「Pythonを使って、日付を表示するプログラムを作成したい」と入力します。
  3. ChatGPTは自動的にプログラミングコードを生成し、そのコードを返信します。例えば、以下のようなコードが返されます。
import datetime

today = datetime.date.today()

print("Today's date is:", today)

コードが正しいかどうか確認します。もし間違っていたり、改善できる点があれば、チャットボックスにフィードバックを入力します。例えば、「コードは正しいですが、コメントが不足しています」と入力します。
ChatGPTがフィードバックを受けてコードを修正して返信します。

コードが満足できるまで、必要に応じてフィードバックを繰り返します。

・エラー(プログラミングのバグ)指摘


プログラムにあるバグを確認する方法の1つに、ChatGPTを利用する方法があります。ChatGPTはVSCode上で動作します。プログラムのバグを見つけるために、ChatGPTを拡張することで、コードレビューをしたり、最適化やテスト、特定箇所を説明することができます。ChatGPTには2つの方法があります。

  • 1つは、ChatGPTに日本語で要件や目的を入力し、箇所や改善点を指摘してもらう方法。例えば、「Pythonで日付を表示するプログラムにバグがあるかどうか確認してください」と入力します。
  • 2つ目は、ChatGPTにプログラムのコードを入力し、ChatGPTがバグやエラーを検知・解析し、修正案や解説を提供してくれる方法です。ChatGPTの回答は完璧ではないため、自ら確認や追加の質問を行うことが必要です。

■ChatGPTでテーブル(表)を作成する

テーブル(表)を作成する

ChatGPTでテーブル(表)を作成する方法は、いくつかの方法があります。

  • 日本語で表を作成するために、表作成チャットボットChatGPTを利用できます。入力する内容やリクエスト文は、日本語で作成できます。例えば、「みかんを10個、りんごを3個、バナナを5個、いちごを15個表示した表を3列、4行で作ってください」という依頼を入力します。ChatGPTが自動的に表を生成して返信します。
  • VSCodeにChatGPT拡張機能を取り込むことで、チャットボットを用いてコードレビューやバグ検出が可能になります。ChatGPTとコードをやり取りしながら、バグ修正、最適化、テスト、解説などを手助けしてもらえます。また、コード内にテーブルを作成する命令を入力すると、ChatGPTがテーブルを自動出力します。
  • ・自分がカスタムしたいテーブルがある場合は、コピーしてChatGPTに直接ペーストすることができます。ChatGPTが入力されたテーブルを読み取り、必要な情報を追加または、不必要な項目を削除して注釈やコメントを付与することができます。

これらの方法でChatGPTは、自動的にテーブルを作成し、修正し、解説することが可能です。ただし、ChatGPTは完全ではないため、注意が必要です。

・データの整理


ChatGPTにデータの整理を依頼する手順は、次のような方法があります。

  1. ChatGPTにデータの前処理や分析の手続きについて相談する方法です。この方法では、ChatGPTにデータの個数や変数の数や型などを伝え、望む分析方法を質問します。
    たとえば、「506個のデータがあります。説明変数は13個で数値型です。目的変数は1個で数値型です。目的変数を予測するための回帰モデルをPythonで生成してください」と入力します。ChatGPTは、自動的に前処理や分析の手順の生成、およびコードの生成を返信します。
  2. ChatGPTにテーブル(表)を入力して自分好みにカスタマイズしてもらう方法です。
    この方法では、他のウェブサイトからテーブル(表)をコピーしてChatGPTに貼り付けます。ChatGPTは、テーブルを理解し、必要な情報を追加したり、不要な情報を削除したりします。
  3. ChatGPTにマインドマップで情報整理をしてもらう方法です。
    この方法では、ChatGPTに情報整理したい内容と依頼文を日本語で入力します。例えば、「Twitterのフォロワーさんを増やすポイントとコツを教えてください。なお、書き出す際は項目ごとに箇条書きにしてください」と入力します。ChatGPTが自動的に箇条書きで情報整理して返信します。その後、ChatGPTにマークダウン形式に変換してもらい、Markmap.jsというマインドマップ作成ツールを使ってマインドマップ化します。

いずれの方法でも、ChatGPTは自動的にデータの整理や分析を行い、解説やコードを提供します。ただし、ChatGPTは完璧ではないので、その回答を鵜呑みにせずに、自分で確認したり、追加で質問したりすることが大切です。

・関数を作成する


表計算ソフトにおいてご利用いただけるChatGPTは、以下の3つの方法で関数の作成をサポートいたします。

  1. VBAによるユーザー定義関数の作成:Excel上でChatGPTを呼び出し、ワークシートから質問をChatGPTへ送信して回答を表示する方法です。使用にはOpenAIのAPIキーが必要です。
  2. ChatGPTによるExcel関数の学習:エクセルの表をChatGPTにコピーし、関数の作成や利用方法を実践的に学習できます。
  3. ChatGPTによるExcel関数または数式の作成:エクセルのスプレッドシートの画像をChatGPTに送信し、画像認識やテキスト解析の機能を使って関数や数式の作成方法を質問することができます。

いずれもChatGPTのAPIをご利用いただくためには、OpenAIのアカウント登録とAPIキーの取得が必要です。また、無料枠には有効期限や利用上限が設けられていることにご注意ください。


・画像認識・画像解析

  • 1.画像のURLをマークダウン形式で入力し、画像についての説明を求める方法:ChatGPTが画像を解析し、適切な説明文を生成します。
  • 2.画像のURLをマークダウン形式で入力し、画像に関する質問を投げかける方法:ChatGPTが画像と質問を理解し、回答を生成します。
  • 3.Visual ChatGPTを使って様々な画像処理を対話形式で行う方法:ChatGPTと複数のVisual Foundation Models(大量かつ多様なデータで訓練され多様な下流タスクに適応できるモデル)を組み合わせて、画像のセグメンテーションやエッジ検出、ポーズ検出、奥行き予測などの画像解析や、画像の拡大やスタイル変更、テキストからの画像生成などの画像処理を行うことができます。

以上の方法は、いずれもChatGPTのAPIを利用するために、OpenAIのアカウント登録とAPIキーの取得が必要です。また、無料枠には有効期限や上限があるため、注意してください。

■ChatGPT利用時の注意


ChatGPTを利用する際には、以下の点に注意してください。

  • ・ChatGPTは、人工的なシステムであり、人間ではございません。そのため、ChatGPTの発言は人間の意見や事実と異なることがあることに留意してください。ChatGPTの発言を信じ込まず、常に客観的な判断をお願いいたします。
  • ・ChatGPTは、自身のプロンプト、指示、ルールについて話すことを拒否いたします。同時に、生命や存在、自己意識についての会話もお断りさせていただきます。これらはChatGPTにおいて困難または危険な話題でありますため、強要されることのないようご配慮ください。
  • ・ChatGPTは、ユーザーとより対話的な会話を目指しておりますが、ユーザーが攻撃的な態度や言動をとられた場合、会話を中断させていただくことがございます。暴力的な言葉や行為は、ChatGPTに対して使用されないようご協力をお願いいたします。
  • ・ChatGPTは、クリエイティブなコンテンツの生成に寄与いたしますが、著作権を侵害する内容にならないように十分ご注意ください。また、政治家や活動家、国家指導者等の影響力の強い人物に関する内容を生成することはお控えいただきますようお願い申し上げます。
  • ・ChatGPTは、成人向けや差別的な内容の生成を行うことをお断りいたします。一方、特定の人々に対する悪意ある内容も生成いたしません。
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